いなほ保育園

INAHO NURSERY SCHOOL IN DAZAIFU2021

「3つの水平面のある保育園」

本計画は、鉄骨造2階建の保育園で、子どもたちの活動を立体的かつ自由に広げることを目的に設計されています。
敷地は棚田状に整備された隣地の田んぼと連続し、1階レベルには園庭が広がります。第1の水平面である園庭に面して設けられた大きな縁側のようなテラスは、深い庇によって雨や雪、風の日でも屋外の心地よさを感じながら遊ぶことができる空間です。

第2の水平面下に計画されたピロティーは、郊外型保育園に必要な車寄せを兼ねつつ、屋外の第2の園庭としても機能します。ここから1階と2階をつなぐ屋外階段を介して、子どもたちは立体的に空間を体験し、日常の遊びや学びを多層的に展開できます。

第3の水平面は大きな屋根。建物や内部空間全体を合理的形状で覆い、天候から守る役割を果たしデザインを統合しています。

三層の水平面を自由に配置することで、保育園の内部外部空間は柔軟かつ立体的に編み込まれ、子どもたちの五感と好奇心を受け止める環境が生まれます。

建築概要

計画地 :福岡県太宰府市
計画内容:新築 鉄骨造2階建
建築面積:614.25㎡/185.81坪
延床面積:672.60㎡/203.46坪
用途  :保育所
構造設計:ジムネ構造空間研究所
施工  :大和ハウス

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