本計画では、「サスティナブル=持続可能な成長と循環」という理念を空間に落とし込みました。あすみ福祉会のクラス名には、新芽が花を咲かせ実を結ぶような“自然界の成長過程”が、子どもたちの成長になぞられて表現されています。私たちは、その成長のプロセスを静かに受け止め、育み、次の循環へとつないでいく“母なる大地=土壌”を空間の原点として設定しました。
土壌は、まだ何も芽吹いていない「ゼロの状態」から、多様な命が熟し循環を迎える「実りの状態」まで、あらゆる段階を受け入れる器です。光を受け、緑を育み、雨や風さえも抱きとめながら、絶え間なく成長と循環を繰り返していく自然の力。そのおおらかな循環のイメージを空間に取り込み、子どもたちが安心して過ごし、自らのペースで豊かに育っていける場を目指しました。
建築概要
計画地 :東京都渋谷区計画内容:内装
延床面積:1202.03㎡/ 363.61坪
用途 :保育所
施工 :東急建設
照明 :Mantle Inc.
写真 :鳥村鋼一


















